鼻副鼻腔外傷~ †
概念・病型・病因・疫学~ †
問診・症状・合併症~ †
検査・鑑別診断~ †
処置・治療・予後~ †
緊急時の対応~ †
- 切羽詰った状態でも受入れるべき場合。
- 受け入れなくてよい場合。
- 電話相談(患者から、Dr.から)
・受けるべきか(緊急性+)、家で様子見か(明日の外来で良い。中耳炎等)。
・向こうのDr.丸投げ満々の人がいる。危なそうと
・自分の能力を勘案する(能力外なら分からないというのも手か)
・体力を勘案する(老体、夜中、患者溜まってる、なら切り捨てて良い)
⇒夜中ならほんとに今見ないとダメっていう以外は診ない。
- 受けるなら、しかと引継ぎするか、自分が延長してみるか![RDr.]
結論・考察・課題(コメント・ムンテラ注意・方針など)~ †
結論~ †
考察~ †
課題~ †
- 安請け合いして、人に流すのは ×
- 向こうのDr.の言うなりは ×
・親が心配、専門医に... なんて言うのは当たり前のこと。貴院の範囲でなんとかしてもらう。
- 絶対に今でないとだめかどうかの判断力を身につける
- 断り方を身につける
キーワード~ †
出展・症例 †
- [1]080316 SDQ 7M 顔面外傷による鼻腔内粘膜腫脹
日曜日直中帰る直前1630頃。ASQの松下Dr.より電話あり。自転車でこけて顔面外傷の子。CTで鼻腔内の血腫があるが大丈夫かというもの。また親の心配が強く専門医に診てもらいたいと言っているので、どうすればよいか、というもの。その時僕は、出血なければ大丈夫。骨折も今急いでみる必要はないと伝えた。髄液漏、感音難聴が後からでることもあるので、貴院耳鼻科にかかるよう指導すればよいと伝えた。したら、どうしましょう、お母さんが...と繰り返す。じゃぁ、耳鼻科で見てもらうか、またはお母さんが希望したらそちらへ送って良いかどうか? と。いいですよ、と返事してしまった。R先生に引き継ぎが不十分で、R先生に迷惑を掛けてしまった。急外にR先生が行って紹介状みても何をしてほしいかが良く分からないものだったため、ASQに電話したら、さっき説明したとおりだ、という感じで突き放された。対応が非常に悪かったらしい。それを聞いて僕も腹立たしかった。もうASQの紹介患者はみたくないと思った。たとえM先生からであっても。。。と。で結局所見は、ほぼ無し。CTでは骨折はなく(粗いスライスのCTではあったが)、視診上は粘膜腫脹があるのみで、血腫なんてないというもの。
⇒ ここで、繰り返して、いやいや大丈夫だと思いますよ、と言えばよかった! 。多分大丈夫だと思いますので、明日耳鼻科に行って貰えればよいんじゃないでしょうか。(例えお母さんが専門医にと言っても)聞いている限りでは大丈夫だと思う。今来ても、明日外来に来てもやることは変わらないとか、明日外来の方が詳しくできるとか、言って。
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